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『大切な五つの心』
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この紙は、京都の青連院の障子にかけられていました。
天台宗の門跡寺院という神聖な場所もあってとてもありがたいお言葉のように感じました。「一隅を照らす」という言葉は、学のない僕にはどんな意味なのかわからなかったので、青連院の見学を終えて、次の目的地に向かう時間の間に意味を調べて座右の銘として常に心掛けておきたいと思えるほど素晴らしい言葉でした

一隅を照らすとは、伝教大師・最澄がお書きになった『天台法華宗年分学生式(=山家学生式』の文中から出典された言葉です。山家学生式とは、伝教大師が日本天台宗を開かれるに当たり、人々を幸せへと導くために「一隅を照らす国宝的人材」を養成したいと、熱意をこめて著述されたものであり、「国宝とは何物ぞ、宝とは道心(どうしん)なり」。仏道を求める心で御仏におすがりし、御仏の教えを実行する心、これを「道心」といいます。御仏にすがる心をもって生活すれば、必ず正しい生活をすることができると諭されています。

「一隅」とは今あなたのいるその場所のことであり、一人ひとりがそれぞれの置かれている役割や場所で心を込めて、ベストを尽くして照らしたとします。そうした心豊かな人が集まれば灯がどんどんと大きくなり、次第には社会全体を照らす大きな灯となります。


考えたけれども、自分の周り、繋がりのある人達にこの紙に書かれているような心を持って接することを心掛けていこうと思う。人を笑顔に出来るようなスキルは残念ながら持っていないけれども不器用ながらも誠意を込めて接することなら自分にも出来る。だからいつにも増して意識しようと思う。誰でも得意なことがあれば、不得意なこともある。自分の個性を大切にする、僕にとってその意識が自分を支えている。

by pho-oly_foto | 2011-03-17 23:43
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